この記事をご覧になられている方は、商社、中でも総合商社に興味を持っているのでは無いでしょうか。
恐らく興味惹かれる特徴として、
様々な事業領域
給与がいい
世界を股にかける
大規模なビジネス
投資による新規ビジネス
といったところでしょうか。
会社の企業説明会に参加したことのある人であれば、上記のような言葉を聞いたことがあるかもしれません。
そこで、この記事では私自身、商社に入って気づいた、学生時代の勘違い、学生時代に知っておきたかったことを書いていきます。
個人の独断と偏見の点もありますが、ぜひ一度立ち止まって見ていただけたらと思います。
様々な事業領域で成長できる?
商社、特に総合商社ともなれば扱う商材は無限にあります。
カップラーメンからロケットまでと言われることもありますが、
まさにその通りで、世の中のほとんどの領域に関わっています。
学生時代の私は、事業領域の広い商社であれば、やりたい事がみつかっていない自分でもやりたい事が見つかるだろう、様々なことを勉強出来ると考えていました。
しかし、配属先は1つで自分も1人しかいません。事業領域が広くともまず直面するのはある領域のほんの一部です。
そのほんの一部でも、勉強しなければいけない事は膨大で、様々なことを広くなんてしている場合ではないです。
部署の異動があるんじゃないの?と思った方、
ある一つの領域で働くのにも、多くの事を学ぶ必要があるのに、全く関係のない部署に移動するとどうなるとおもいますか?
野球部でエースだった人でも、急に将棋部の大会にエントリーするみたいなものです。
つまり、全く関係のない領域であれば一からまた仕事を覚える状態になるわけで、移動毎にそのような状況になれば会社としても仕事になりません。
なので、部署移動も必然的に関連性のある部署が多くなります。
数年で移動して、様々なことを経験すると言うのは、現実的ではなく、各事業領域で専門性を磨こうとしたら、寿命が足らないでしょう。
しかし、ビジネス形態が様々である為、多くの事を学べる点は間違いではありません。
海外取引、国内取引
為替、市況の影響
出合いか見越し取引か
三国間取引なのか、、etc
社会人、ビジネスマンとして学ぶべき事に多く触れる事ができるのは商社の強みだと思います。
あくまで1年目のペーペーなので、認識が至ってない点は多くあると思います。
でも最も就活生に近いからこそ、かける事があると思ってます。
商社についてネガキャンしたいわけではないですし、素晴らしい場所であると思います。
その中で認識の齟齬を正す役割ができれば幸いです。
次回は、海外との関連性についてです。
よろしくお願いします。