商社を志望している学生の方であれば、商社の持つグローバルさに興味を持っている人は多いかと思います。
そこで私が学生時代と入社後で感じた、
商社と海外の関連性の認識の違いについて、紹介します。
就活性の方が正しく商社を理解する手助けができればと思います。
実際の海外とのかかわり
商社に入れば、必ず海外とのかかわりがあるわけではありません。
商社と一口に言っても、部署によって大きく異なります。
営業部署と職能部署でまるで違います。
就活性が思い描いているように、海外との取引は多いため、
営業部署であれば、海外を感じる場面は多々あります。
・英語を用いて電話やメール、会議で打ち合わせを行う。
・海外の子会社とのやり取りを行う。
これらのような、やり取りは多くみられます。
一方で、職能部署では、海外を実感することは少なくなります。
職能部署では、簡単に言うと会社の内部の業務を行うことになるので、グローバル色を強く感じることはありません。
駐在の可能性は
商社といえば、「駐在」というワードをよく耳にすると思います。
職能分野だと、駐在は少ないと思っていましたが、
駐在に関しては、どの部署でも行ける可能性はあります。
本人のやる気と駐在先の空きさえ見つかれば、
営業部署であろうと、職能であろうと分け隔てなく門戸は開かれています。
しかし、多くの人が駐在、またはトレーニー(短期間、海外に行くこと)に行っているわけではありませんでした。
私の所属していた経理に関しては、海外を経験しているのは課の中で課長一人だけという場合が多かったです。
海外の政治や市況が大きく影響している
直接的に海外との関りは感じにくいですが、海外との取引先が多いため、
・政治
・景気
・金利
・市況
といった間接的に海外がかかわるものがとても多く、これらが業務中に話題になることが多いです。
近年であれば、
ロシア・ウクライナ問題の影響は、社内でもかなり問題視されていました。
海外に全く興味がないと考える人には難しい職場かもしれません。
まとめ
以上が私が商社で感じた、海外とのかかわりです。
就職活動にて、商社を目指している方の参考になればうれしいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。