飛行機は空を飛びます。
空といってもとても広いです。
どれくらいの高さを飛んでいるのかというと、
一般的なエアラインの飛行機は、約10kmの高さを飛行しています。
ftに直すと、30,000ftの高度帯です。(ftはmを×3すると大体が出ます。)
それと比べて、訓練機は飛んでもせいぜい10,000ftぐらいまでです。
そのため、航行中にエアライン機の飛行機とぶつかる!という事は少ないです。
しかし、エアライン機も着陸の際には、だんだんと高度を落としてきて、空港に向け進入してきます。
その際に、訓練機と同高度帯を飛行することがよくあります。
なので、訓練機はエアライン機が進入してくる経路にかぶらないように避難する必要があるのです。
エアライン機が空港に向け着陸準備に入る際、ATCで○○(場所)におよそ○○分に到着します。と報告してくれます。
それを訓練している機体も聴取し、決められた時刻までに避難する必要があります。
おまけ
飛行機には、飛行機と飛行機の衝突を防ぐためにT-CASというシステムがついています。
このT-CASをエアライン機が鳴らしてしまうと、結構な処罰がパイロットに下されるとかないとか、、
そのためにも訓練機は必至こいて、T-CASを鳴らさせないように避難しているのです、、