世の中の社会人で勉強している割合は、6分というのを皆さんはご存知でしょうか。
およそ、95%以上の社会人の方が勉強時間を0分と回答しており、社会人がいかに勉強しない(出来ない)かを表していると思います。
※以上のデータは総務省平成28年の社会生活基本調査によるところです。
そんな社会人はよく「学生のうちに勉強しておけばよかった」と口にします。
学生の頃は、はいはいまたそれかと思っていた私でしたが、社会人の今となっては「学生のうちにもっと勉強しておけばよかった」と、先人から何も学んでいない無能ぶりです。
なので、今度こそ先人からの学びを実現させるために、なぜそう思ったのかを皆さんにお伝えしたいです。
まず一つ目は、
社会人になり始めて自分が無知な事に気づくからです。
私は経理に初期配属されましたが、初日の会議では先輩方の話がわからなすぎて日本語かどうか疑うレベルでした。
新入社員だから仕方がないよ!そんな声が聞きたいですが、
何気なしに行われる金利の話、
当たり前のように行われる世界情勢についての議論
恐らく学生のうちからでも触れていたであろう物事に対して全くの無知である事に気が付きます。
そこで、
「嗚呼、、、勉強しておけばよかった」
と思うことになります。
学生の頃は、流行りの歌手、YouTuber、トレンドを追いかけていれば生活に支障はありません。
しかし、社会人ともなれば闘う場所(働く場所)は、多くの人がビジネスの世界になります。
(専門職の方は別ですが、大部分の方はそうでしょう)
学生のうちからそこを見据え、勉強していたらかなりのアドバンテージになることは間違いないです。
ここで気をつけて頂きたいのは、あくまで貴方の将来時点でビジネスに関わる社会人(大雑把に言えば会社員)なら、勉強したほうがいいよってだけです。
やらなければいけないとかではないです。
二つ目は、専門知識は自分の芯となるからです。
アイデンティティになるというイメージにも近いと思います。
社会に出れば、大半を仕事に時間を費やしているわけで会社員ともなれば良くも悪くも周りの人は自分と似たような事をし、似たようなことを学んでいます。
個性が埋れていき、自分自身に自信を見出しづらくなります。
そこで、自分が誇れる点を持っていると生きやすくなります。(精神的な面で)
ここで、誇れる点というのは勉強だけではないと思います。
スポーツ、趣味なんでもあります。
ただスポーツで他の方よりも圧倒的な差をつけるよりも勉強、知識のほうがずっと楽ですし、仕事にもつながります。
だから、学生時代にもっと勉強(自分の強みを作って)しておけばよかった。
となるわけです。
以上の2点が、学生のうちに勉強した方がいい、の正体だと思います。
社会人1年目の戯言でした。