商社を志望している方の中には、高年収にひかれている方も多いと思います。
実際に商社に入って、実感した給与面での待遇について書いています。
会社の先輩等の話を参考にしています。最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
総合商社の年収はずば抜けて高い
三菱商事の平均年収は、驚きの1,558万円です。
2021年度の平均年収が403万円であることから、かなりの好待遇です。
他業種と比較しても、商社に勝る業種はほとんどないので、
給料においてかなりの好待遇であることは間違いないです。
仕事量を忘れてはいないか
商社の給料が高いことは明らかですが、ここで考えていただきたいのが、
仕事量を無視してはいないかということです。
商社のイメージとして、激務というイメージをお持ちの方は多いと思います。
実際、入社して感じたことは残業が当たり前のようにあるということです。
先輩方は、20時や21時まで残ることは日常茶飯事で、22時まで働いていることもありました。
これは働かされているわけではなく、仕事量が多いため、残業しないと終わらない状況です。
一度、冷静になってほしいのは、仕事量に比例して給料をもらっていることです。
誰しもがバリバリと働くことを生きがいにしているわけではないと思います。
早く家に帰り、自分の時間を大切にしたいと考える方もいるでしょう。
年収にとらわれずに、自分のタイプとの相性をしっかり考えることをお勧めします。
やはり年収の魅力は捨てがたい
私がいた商社は、総合商社の中では年収は少ないほうでしたが、
4年目の先輩 700万円
12年目の先輩 1,200万円
(ボーナス込みです)
かなりの額をもらっていました。
普通、1000万円なんて、到達する人のほうが少ない金額ですが、当然のようにもらっています。
やりたいことが明確でない、しかし待遇の良いところに、と考えると、
商社はうってつけのような気がします。
まとめ
就活生の時に勘違いしてほしくないのは、年収1,000万円はあたりまえでないということです。
就活サイトや年収ランキング等を見ていると、ついつい上のほうばかりを見がちで、自分の中の基準もどんどん上がっていきます。
そんな中でお金だけを見ていると、給料はいいが自分に合わず働くことができない、という本末転倒な事態になりかねません。
あくまで、魅力の一つとして、総合的に企業を選ぶのが、最も公開しない企業の選び方だと思います。