今回の記事は浪人未経験の大学生が浪人について書いた記事となっています。
私自身も高校三年生の時は浪人について考えたりしていました。
結果としては、浪人せず、大学に入学した後、編入するという形になりました。
そして改めて浪人の是非について考えてみました。
最後までお付き合いください。
浪人は少数派か?
まず浪人を悩んでいる人に読んでもらいたいです。
僕らが在籍していた高校では、一応県内有数の進学校で「浪人する」ということはとても身近なものでした。
学校の雰囲気として、
現役で地方国公立なら浪人で旧帝大に行くべき
といった流れがありました。
その中で生活していると、大学生になった時にほかの高校の浪人する数の少なさに驚きました。
なのでそういった浪人の多い高校に通っている人はそのことを知っておいてもらいたいです。
浪人すると合格できるのか?
浪人を考える人が一番気になることだと思います。
私が思うに合格できないです。
ただし条件付きです。
その条件は
- 部活などをやっておらず勉強期間が長かった人
- 英語・数学がどちらも苦手な人
- 勉強することが心底嫌いな人
ここに当てはまると浪人するのは危険だと思います。
なぜそう考えるのか説明します。
部活などをやっておらず勉強期間が長かった人
僕が考えるにこのような人は成績が伸びにくいと思います。
浪人して大手予備校に行くことは特効薬でもなんでもありません。
ただ学校生活が1年間、間延びするだけです。
逆に現役時代には時間が足りず、あと3か月あったら、、、と考える人は浪人しても成績が伸びやすいと思います。
実際に、受験勉強が8月ごろからしか始まらない野球部の友達は浪人しても旧帝大や医学部に合格していっていました。
英語・数学が苦手な人
なぜ英語と数学なのかというとこの2教科は受験において肝心な教科だからです。
片方が苦手、というぐらいなら1年間の浪人期間で克服できるかもしれませんが、2つとも苦手なのを克服する時間はないと思います。
社会科目と違ってこの2つの科目は積み重ねの教科であり、
物理や化学と違って、数学も1Aから3まで、英語も文法から考えると範囲が広く、
時間のかかる教科であることは間違いないと思います。
しかし、自分の志望する大学が数学を使わないとかセンターの配点が少ないなどの場合があるときは、この条件は無視してもいいと思います。
勉強するのが心底嫌いな人
このような人からしたら浪人は地獄でしょう。
いくら希望の大学があってもそう感じる人は現役で進学することをお勧めします。
浪人期間中、僕の友達は朝の8時から自習室にこもり夜の10時まで勉強というサイクル
で生活していました。
勉強時間は人それぞれですがこの生活も普通にありえるということです。
これを見てキツ、とか思う人は浪人中に病んでしまうかもしれないです。
(実際に病んでしまい、予備校に行かなくなってしまった人もいました)
なぜ浪人しなかったのか?
ここまで浪人に否定的なことばかり書いてきましたが、
高校三年生の時は浪人したいと思っていました。
僕の部活では6割以上の人が浪人するほど浪人が身近でした。
じゃあなぜ浪人しなかったのか?
それはただ家の都合で浪人できませんでした。(笑)
それだけです。特に理由はありません。
じゃあ、自分ができないから腹いせで浪人を否定しているわけではありません。
大学に入ってみて自分の価値観が変わったことが大きいです。
僕の現時点での価値観では
現役時に受かった大学が自分の実力だ
と考えています。
大学の名前が重要となるのは、周りの友達とのマウントの取り合いになった時のみです。
大学に入ってからでもどうとでもなるというのが今の自分の考えです。
つたない記事ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。