大学を卒業し、念願の会社に就職したものの、会社を辞めたいと思っている方。
入社半年で会社を退職した私の経験から、円満に退職するために、退職の際に気を付けるべきことをお伝えします。
会社を辞めることを決意した方の、力になればうれしいです。
指導員、上長に相談する
一年目が会社を辞める際に、まずすべきことは、指導員・上長(直属の上司)に相談することです。
自分のやめたいという意思が、人の口から伝わらないように、まず自分の口から辞める意思を相談しましょう。
これらの内容を伝える期間は、退職前の二か月前を目安に伝えるべきです。
立つ鳥後を濁さずという言葉がありますが、お互いに遺恨を残さないためにも、しっかりと退職の前に話し合う場を設ける必要があります。
私の場合は、二か月前に指導員の先輩に退職の意思を伝え、翌日に課長に時間をとってもらい、自身の意思を伝えました。
お世話になった先輩にお礼を伝える
上長の承認を得て、退職することが正式にきまれば
お世話になった先輩にお礼を伝えます。
一年目といえど、お世話になった先輩は少なからずいると思います。
これも上長への報告と同様で、人の口から聞くよりも、本人の口から聞いたほうが、聞かされる側は心持が違います。
お世話になった方には、誠意を示す意味でも、自分の口から報告しましょう。
どの先輩まで伝えるべきか悩むことがあると思いますが、
ここは退職するので、会社の体裁のため、形式的にというよりは、
自分が逆の立場に立ち、報告してほしかったと感じるような間柄であれば、伝えたほうがいいと思います。
最終日まで真摯に取り組む
最後は真摯に取り組むことです。
退職が決定すれば、ただでさえできることが少ない新人には、仕事はありません。
もちろん、仕事や引継ぎがある場合は、その業務に真摯に取り組みましょう。
仕事がない場合でも、挨拶をきちんとする。
どんな雑務でも嫌な顔せず取り組むことは忘れず、取り組んでください。
退職するから関係ないという考えもありますが、1年目の社員であれば、必ず多くの人に助けられて、期待されて、業務を行ってきたはずです。
それらの、思いを無に帰すような行動は社会人の前に人としてあるべき姿ではないと私は考えています。
退職が決定し、仕事がない状態で会社に行くのは辛いことですが、ここは踏ん張って頑張りましょう。
最後に
退職の際に気を付けたいことを紹介させていただきました。
しかし、辞めたい理由が精神的に追い込まれていて、どうしても会社に行きたくないという場合であれば、自分の心を優先してください。
辞める理由が転職だったり、明確にあり、円満な退職を目指す方はぜひ、
「相談すること」「お礼を伝えること」「真摯に取り組むこと」を意識していただいて、
次のステージで活躍されることを願っています!
最後までご覧いただきありがとうございました。