今回の記事ではTOEICのスコアが就活にどう影響したのか、編入大学生である私の実体験と感想を書いていきたいと思います。
TOEICと就活の関係
現在就活を行っている就活生の方であれば、ESでTOEICスコアの有無を聞かれたことがあると思います。
大手企業や海外とのつながりが深い企業ではほぼ確実にESにTOEICのスコアを記入する欄があります。
なので就活においてTOEICは重要なものであることは確実だと思います。
ではTOEICがどの程度選考に影響しているかですが、
「参考程度」ほどしか影響していないと考えます。
そう考えるのも、ESではほとんどの企業でTOEICについて聞かれましたが面接でTOEICについて触れられたのは20数回受けてたった1回だったからです。
それも深堀されるのではなく、少し触れられた程度だったので重要視されている印象は受けませんでした。
TOEICを取得する意味
就活でそれほど重要視されないのであれば、TOEICスコアをとる意味は?と考える人もいるかと思いますが、私は就活におけるTOEICスコアの取得には次のメリットがあると思います。
・英語への関心の根拠
・物事に取り組む姿勢(学習意欲)
海外志向の高い企業を志望する場合、海外への興味や英語への関心が具体的な根拠として挙げられると思います。その時に、TOEICや英検などの英語関連の資格を持っていないと海外志向をアピールしても具体性が薄れます。
しかし、スコアを持っていれば「海外への関心が高い」という主張をする時の裏付けとなります。
よって、そういった英語が必要な環境の企業を目指す場合は大きなメリットとなると思います。
それでも英語は使う気はないから、TOEICは必要ないと考えた方にもう一つのメリットです。
それが物事に取り組む姿勢をアピールすることが出来るという点です。
大学生活の中で、周りを見渡してもいろいろな活動に精を出している人は意外と少ないです。
その中で、TOEICのスコアをもっていれば、少なくともTOEICというものに取り組んだという一定の証明が出来ると思います。
特にサークル活動や体育会系の活動に力を入れて取り組んでいるような人の場合、そこにプラスアルファで取り組んでいれば、様々な活動に取り組むというアピールがしやすいと思います。
実体験
ここからは私の実体験です。
始めに私は体育会系に所属しており、TOEICスコアは800点持っていました。この前提で話を聞いて頂ければなと思います。
自分から英語の話はしていなかったこともありますが、基本的に面接でTOEICを聞かれることはありませんでした。
一度だけ、「体育会系なのにスコア高いね」と言われたことがありましたが、そこから深堀されることはありませんでした。
しかし、総合商社に内定をもらってから、同期の方のTOEICスコアを聞いていると、ほとんどの方(スポーツで優秀な成績を収めている人以外)は私より高いスコアを持っている人ばかりでした。
なのでTOEICスコアは一種のボーダーラインのように用意されているのではないかと感じました。
TOEICスコアでとても有利になることはないが、選考の土俵に立つという点においては必要な物だと思います。
まとめ
就活においてTOEICスコアが意味することは、
・英語への関心の根拠
・学習意欲の根拠
が大きなところだと思います。
高得点が確実に有利だとは思いませんが、良い印象を持たれるための判断材料とはなると思うので、英語が好きな人、英語を使う業種を目指す方は取っておくべきものだと思います。