今回の記事は、大手航空会社の自社養成試験の自分なりの対策です。
前述しておきますと、私は飛行適性検査で落ちてしまったので、内定者ではありません。
それまでの過程においての対策を書いていきます。
最後までお付き合いください。
選考の流れ
始めに選考の流れからです。
ES提出→テストセンター受験→面接→インターンシップ(二日間)→心理適性検査・英会話試験→飛行適性検査→身体検査
となっています。
ES
ESで気を付けたいことは、通常の就活となんら変わりません。
「簡潔に」「あなた自身の意見を」という二点に気を付けます。
私の場合は、
「あなたを一言で表してください」
「挫折経験」
「学生時代に力を入れたこと」
といった三つのテーマを選択して書きました。
その中で自分が最もアピールしたい自分の特徴をちりばめられるといいと思います。
「あなたを一言で表してください」であれば、自分が就活でアピールしている長所を、
「挫折経験」や「力を入れたこと」では、自分がアピールしたいエピソードにつながるものを書くと先の続く面接でも役に立っていきます。
そして「人生最大の決断について教えてください」という設問がありました。
これも一般的なESで書いている内容に近いと思いますので、通常のESを書く時と同様で大丈夫だと思います。
テストセンター受験
ESが通過した後は、テストセンターでSPIを受験します。
テストセンター受験に対しての対策は、
「英語に触れておく」
「問題集をしっかり解きこむ」
です。
肌感覚ですが、この試験はすごく厳しいというわけではないと思います。
英語は60%ぐらいしかできた感覚がありませんでしたが、問題なく通過していました。
なので、難しい問題に時間をとられずに簡単な問題を落とさないことが重要です。
厳しくないとは言っても、それは英語の話で、他のSPIの問題は必ず一度は目を通しておくようにしましょう。
自社養成試験は志望者数が多いので、悪いスコアであれば容赦なく落ちます。
通常の会社の選考と同様に参考書等でしっかり対策しておきましょう。
面接
面接で意識したいことは二つです。
「ありのままで話すこと」
「パイロットとはなにか」という問いに自分の答えを持つこと
です。
私が面接の中で受けた特殊な質問を挙げると、
「あなたはプロフェッショナルとはどういうものだと思いますか?」
という質問です。
パイロットという専門的な職業だからこその質問だと思います。
こういった質問に正解はないと思いますが、あなた自身の意見としての正解はあると思います。
他にも「安全とは何か」「どうしてパイロットを目指すのか」という抽象的な質問に対し、自分の答えを持つことが対策になると思います。
インターンシップ
インターンシップでは模擬フライトでパイロットの仕事内容をグループワークで体験するといった内容でした。
パイロットだからと言って特殊な事をやるわけではなく、ワーク内容がただパイロットに置き換わったという感覚です。
つまり、通常の企業とやることは変わりません。
自分の意見を主張する時は主張し、相手の意見をしっかり聞く、という基本的な事を押さえておけば十分です。
変にリーダーシップをアピールしようだとか、良い意見を言おうなんて必要ないです(完全に私見ですが)
心理適性検査・英語試験
心理適性検査は、
「クレペリン検査」「ロールシャッハ」が行われます。
詳しい検査内容は検索していただくのが早いと思いますが、端的に説明すると、
「クレペリン検査」は、ひたすらに単純な計算を行うもの
「ロールシャッハ検査」は、自分が想起したイメージを選択するというものです。
クレペリン検査に向けての対策は、「正確性」「スピード」を両立することです。
対策してできるようになるものではありませんが、その意識をもって解くことが大事だと思います。
ロールシャッハ検査で気を付けたいことは、明らかにやばい選択肢は選ばないことです。
犬のような写真が出てきて、「死体のように見える」であったり、「血を流しているように見える」といった選択肢が存在します。
当たり前ですが、こういった選択肢が心理適性上、良いものとは思えませんよね
なので、自分の直観に従うものですが、明らかなやばいものは避けるようにしましょう。
最後に英会話検査の対策です。
英会話検査はパソコンで機械相手に行うことになるので、
「機械相手に話すことに慣れる」
「そもそも英語を話す勉強をする」
この二点に尽きると思います。
まとめ
対策を書かせていただきましたが、どの就活でも必要な事ばかりだと思います。
私自身、自社養成の試験で具体的な対策はしていませんでした。
その時にやっていけばよかったものを上げさせていただきました。
抽象的な物ばかりになってしまい申し訳ないです。
これらを踏み台にして自社養成試験に自分なりの対策をしていただければなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。