飛行機に乗りこんだら普段何をしてますか?
お暇があれば、一度下側に目線を向けてみてください。
よーく見れば、滑走路に溝があることがわかると思います。
(手前のほうに溝があることがわかります)
この溝のことを、
”グルービング”
といいます。
この溝の役割は、道路の水はけをよくする事です。
水はけが悪いとなんでだめなの?と思うかもしれませんが、ここで恐ろしいのが「ハイドロプレーニング現象」です。
ハイドロプレーニング現象では、飛行機に限らず、タイヤと路面の間に水膜ができ、タイヤと路面が浮いた状態となり、ハンドル操作やブレーキがコントロールできなくなります。
一般的な旅客機の着陸滑走では、200km/h弱の速度が出ています。
その状態で、コントロールが効かなくなったら、、、それはもう危険、、
そのためのグルービングです。
一見、なんてことのないものが重要な役割を担っています。
今度、滑走路を見ることがあったら、幅6cm、深さ6cmのグルービングを探してみてください。