編入社会人のブログ

経済学部から法学部への編入経験者の大学4年生が自身の編入試験についての記事を書いています。

孤高の女性主人公 「探偵の探偵」

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今日、紹介するのは松岡圭祐さんの「探偵の探偵 シリーズ」です。

 

探偵の探偵は現在、全4巻からなるミステリーとなっています。

 

このシリーズの一番の魅力は何といっても、主人公「紗崎玲奈」です。

 

 

主人公「紗崎玲奈」は探偵社に勤務しており、そこで他社の悪質な探偵活動を取り締まる「探偵の探偵」として活躍します。

 

その活動は、誰もが思う尾行や情報収集だけでなく、不法侵入や盗聴器を用いた盗聴といった違法行為(証拠を残さないため問題とならない)を躊躇なく用いて悪徳探偵を成敗します。

 

この本を読むことで、主人公のカリスマ性も相まって、悪いやつらをやっつける爽快感も味わえます。

 

そして一番の面白さは、やはり特殊な知識も用いて難事件を解決に導くところです。

 

通常のミステリーと異なる点としては、やはり探偵ならではの情報収集能力、身体能力をも生かした事件解決だと思います。

 

一例として、ターゲットの電話番号を知るために、家の郵便受けから請求書を盗み、電話番号を確認する。直後にNTTへ電話をかけ、本人を装い名前と住所をつたえたうえで、請求書の再発行を頼んでおく。という方法を上司である須磨が紗崎に伝える場面があります。

 

これ違法じゃないの?という考えは小説を読む際には置いといて、このような特殊な方法を具体的に説明する場面が多く出てきます。

 

その効果もあり、物語に具体性が出て、その場面場面が鮮明に想像しやすいのも特徴です。

 

また、アクションシーンも面白い要素です。女性である紗崎が大柄な男相手に立ち回る姿が鮮明に書かれていて、単純なパワープレイではなく、道具や環境を利用して戦うさまが面白いです。

 

松岡さんのシリーズはどれも魅力的なキャラがいてどれも面白いですが、物語が暗めでも平気で、ミステリー好きな方には是非お勧めです。

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