この記事は、航空大学校の二次試験で行われる航空身体検査の前に私が行っていたことについてです。
航空身体検査の内容については航空大学校のホームページに検査項目が書いてあるので、そちらをご覧ください。
食事編
主に気を付けていたことは食事です。身体検査では、血液検査や腎臓など、体の内部まで検査が行われるため特に意識していました。
具体的に意識していたことは、
・腹八分
・栄養バランス
・水
の三項目です。
多くの食事を一度にとってしまうと内臓に大きな負担がかかってしまうので検査前に限らず腹八分は常に意識していました。
また、栄養バランスも忘れず意識していました。一人暮らしだったのでなるべく自炊をし、ジャンクフードや加工食品をなるべく作らない献立を意識していました。
一人暮らしだけど、料理をするのが苦手という方は、大学の学食などを利用するといいと思います。
しかし、厳密に栄養素を計算していたわけではなく、だいたいのPFCバランスだけ計算して、「いつもより気持ち野菜多めで」だったり「揚げ物じゃなくて焼き、ゆでにしよう」ぐらいの感覚で食事をしていました。
なので、栄養が栄養が!とストレスを感じていては本末転倒なので、できる範囲で行うのが栄養面でも精神面でもいいと思います。
最後の水ですが、これはあまり根拠はないです。インターネット上で健康について情報を集めていた際に水を一日2リットル飲むと良いという情報を得たので、実践していました。
運動・睡眠編
運動については二日に一回の頻度で体を動かすように意識していました。
これは運動すること自体が大事というよりも、正しい生活習慣を作るうえで大切だと思います。いくら健康的な食事をとっていても夜眠れなくて睡眠不足では元も子もありません。
なので、しっかり運動をし、適度な疲労感を得て、眠りにつくために運動が大切です。
そして睡眠についてですが、私は7時間の睡眠時間を確保するようにしていました。
睡眠不足では血液検査や尿検査で異常が出やすくなると言われているので、しっかり眠るようにしましょう。
私はいつも7時間寝ると体がすっきりするのを感じますが、それ以下の睡眠時間だと寝た気がしないことが多かったので、7時間を目安にしていました。
少なすぎても多すぎてもダメなので、自分の体と相談してちょうどいい睡眠時間を探しておくことも大事だと思います。
当日編
身体検査は受験生がそれぞれグループ別に分けられ、グループごとで検査を受けます。
身体検査自体は一日使って行われるので前日の食事、当日の朝ごはん、昼ご飯が問題となります。
前日の食事は、極力胃腸に負担のかからないものを食べました。
反対にお勧めできない食べ物としては、揚げ物、香辛料やスパイスの強いもの、塩分の高いものも胃腸に負担がかかります。
私の場合はざるそばを前日の夜に食べて、それより前から基本的には揚げ物などは避けて、なるべく自分で焼いたもの、茹でたものを意識していました。
そしてもう一つ意識していたことは、夜の9時までに食事をすることです。
そして当日の食事についてですが、当日の朝ごはんは何も食べずに水だけ飲んで会場に行きました。
健康診断時の食事を調べたところ、午前中に診断の場合は朝食は取らないようにとなっているので、おそらく食べない方が航空身体検査でも同じだと思います。
午後からの診断の場合は、軽いご飯は食べても大丈夫だと思います。
しかし、航空大の身体検査は自分が何時からどの検査を受けるか具体的には知らされないので、朝は食べずにいくことがいいかと思います。
最後に昼ご飯についてですが、検査当日、午前中に検査が終わっていればそれは問題なく食べてもいいと思います。
まだ身体検査が終わっていない場合は、食べないことをおススメします。
食後には血液中の糖と中性脂肪の値が一時的に上昇します。
そうすると血液検査でよくない結果が出てしまう恐れがあるので、食べないことをおススメします。
以上が私が身体検査前に意識していたことです。
具体的な数値の結果は開示されていなせんが、私自身は身体検査をパスすることが出来ました。
全くの正解とは限りませんが、参考にしてみてください。
また、通常で健康診断で検索すれば、各クリニックさんが前日の注意事項などを記載しているので、そちらも参考に万全の準備をしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以下の記事は航空大学校一次試験の対策についてです。
入学後必ず必須になる航空無線通信士の勉強法についてまとめました。